関係の取説 / タイプ8 × タイプ9
嵐と大地——押す力と受け止める力の組み合わせ
図の上での、タイプ8とタイプ9の位置関係。
この組み合わせで起きること
タイプ8は「自分の力で守りたい」、タイプ9は「穏やかにつながっていたい」。8の迫力に萎縮しない9の受容力は、8にとって鎧を脱げる貴重な安らぎになり、8の決断力と保護は、9に安心して流れに身を任せられる岸壁を与えます。押す力と受け止める力が噛み合うと、驚くほど落ち着いた関係になります。
すれ違いの芯は、対立への構えが正反対なことです。8にとってぶつかり合いは本音を確かめる正面玄関ですが、9にとって対立はつながりを壊す脅威そのもの。8が白黒を迫るほど9の心のシャッターは下り、返ってくるのは曖昧な返事と無言の抵抗になります。それが8には最も苛立つ態度だという、切ない行き違いです。
うまく回っているとき
- ○8の推進力と9の調和力で、前に進みながら周囲との軋轢を小さくできる
- ○9は8の強さに動じず受け止め、8は9のペースを乱す外圧から守る盾になれる
- ○外の戦いは8が、内の安らぎは9が担うという、自然な役割分担ができる
すれ違いが起きるとき
- △8の大声と即断に9が黙り込み、同意ではない沈黙が同意として扱われる
- △9の曖昧な返事と先延ばしに8が苛立ち、さらに強く迫って逆効果になる
- △9の押し込めた不満が無言の抵抗となり、8には見えない壁が育っていく
それぞれへのアドバイス
タイプ8「挑戦する人」のあなたへ
- ●声量を一段落とし、詰める代わりに二択で聞くと本音が出てくる
- ●沈黙は同意ではない。返事が出るまで急かさず本気で待つ
- ●本人抜きで物事を決めない。怒らなくても深く傷ついていることがある
タイプ9「平和をつくる人」のあなたへ
- ●相手の率直さは攻撃ではなく、信頼したいからこその正面突破だと知る
- ●不満は無言の抵抗ではなく、短くても言葉にして早めに渡す
- ●譲れない一線は先に伝える。はっきりした主張ほど相手には敬意に映る
注意: これはタイプという「重心」同士の一般的な力学です。実際のふたりの関係は、 ウィング・心の状態・積み重ねた歴史によって、ここに書ける以上に豊かです。当てはまる部分だけ持ち帰ってください。